2011年1月19日水曜日

ゼミ旅行について

お久しぶりです!そして明けましておめでとうございます!

谷口です。





もう昨年のことになるのですが、12月15日~16日に行われた武田先生のゼミ旅行に、私たちバンデイラ・ジ・オウロも参加させていただきました。



今更ながら、ちょっと報告します。




さまざまな場所を見学させていただいたのですが、私たちの活動に直接関係してくるのは、NPO法人保見ヶ丘ラテンアメリカセンターおよびパウロ・フレイレ地域学校(豊田市)とばら教室KANI・土田小学校(可児市)です。





まずパウロ・フレイレ地域学校とは保見ヶ丘ラテンアメリカセンターを母体とする学校で、その最大の特徴は日本語とポルトガル語のバイリンガル教育を行っておられる点です。



ここでは、学校内を見学した後、小学生(おそらく日本の公立学校に通っている)に宿題を教えているところを見せていただきました。

また実際に私たちやゼミ生のみなさんが宿題を教えたりもしました。



私たちも普段、ペケーノ・ポレガールで小学生に宿題を教えているので、とても参考になりました。



ただ「ペケーノの子たちと比べてすごくおとなしいな~」と思っていたら、パウロ・フレイレの先生いわくかなり緊張していたようです。

まぁ、教室の壁一面ズラーっと大学生が並んでたら、そら落ち着かないですよね(笑)



パウロ・フレイレの先生には私たちの活動に対するアドバイスもいただきました。

宿題を見ておられた先生は私たちと同様にポルトガル語を話せるわけではないそうで、そういう点でも参考になりました。

いろいろと悩んでいることも多かったので、その悩みを素直にぶつけられてすっきりしました(笑)









次にばら教室KANI・土田小学校についてです。



この2つがある可児市は外国人住民の増加に伴い、外国人を市民として受け入れていこうという方針をとり、さまざまな政策を行っています。




土田小学校ではそこに通う外国人児童に対しての、学校のサポート体制を丁寧に解説していただきました。



その後近くにあるばら教室KANIに向かいました。

ばら教室KANIとは入国間もない外国人児童や生徒に初期日本語教育を行う場所です。



ここでは学生が児童一人一人に付き、マンツーマンでの指導を体験させていただきました。





見学させていただいて感じたのですが、土田小学校でもばら教室KANIもどちらも地域社会との交流が盛んです。

説明してくださった方によると、それは地域の方々自身が外国人児童・生徒を、地域社会の一員として育てていこうと考えてくださっているからだそうです。

そしてもちろん地域社会とそこに住む外国人をつなげようと努力された方々もおられたのだと思います。



私たちもいずれは自分たちが今関わっている外国人の子どもたちと、その子たちが住む地域社会のかけ橋となっていけたらいいなと思います。



今はまだまだですが(笑)





本当はもっとたくさんいろんなことがあったんですが、今回はこの辺で。

また思い出したことがあったら、ちょくちょく書いていきたいです!




最後になりましたが、ゼミ旅行でお世話になった皆様、お忙しいところ貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

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