2011年9月25日日曜日

愛知教育大学・プラスエデュケート見学 つづき



夕方からは大学のある刈谷市のお隣、豊明市の団地にある豊明日本語教室・プラスエデュケート(http://www.plus-educate.aichi-edu.ac.jp/)の活動教室を見学させていただきました。
写真はその教室スタッフの方に取り組みの概要を話していただているところです。

プラスエデュケートでは先取り授業というかたちで学校の授業の予習をしていること、などの
教室の説明から始まり、実際に授業風景を見せていただいたりもしました。



お話を聞かせていただき、ふとこんなことを考えました。

こちらのプラスエデリュケートと、バンデイラの学習支援活動【ペケーノ(保育園兼学童保育所)での事業】とは、対象となる子供の年齢や教室に来る理由は違います。

こちらの場合は授業料をとっていることもあり、お金を払って勉強をしたいという意欲のある子供が多いです。

バンデイラ(とりわけペケーノ)の場合は、親御さんが仕事を終わっておうちに帰るまでの子供たちの居場所という意味もある。
保育園ということもあり、わいわいとしていて勉強に集中できるような環境でもない。

子供たちの学習に対する姿勢もまちまちですし、とにかく宿題をきちんと終わらせることだけが子供たちにとっていいものとも限らない。


・・・難しいですね
ともかく、ひとりひとりの日本語の程度、学習の程度にあったサポートが必要で、ひとりひとりの指針を
わたしたち自身が設定することが大切だと教えていただきました。

また、私たちだけではペケーノでの活動方針は決められないので、ペケーノのスタッフのみなさんとも改めて話し合いをしなくてはいけないなと痛感しました(前回の話し合いからもだいぶ時間が経ってますしね…)

そこで私たちバンデイラの意見もまとめてもっていって、あちらの意見と照らし合わせて
これからの活動方針を決められたらなと思いました。




そして、メンバー間における話し合いの重要性についてもお話いただきました。

こちらの教室では、毎回終わった後は反省会をして、その日の子供の様子や学習状況などのミーティングがあるそうです。
子供はなぜこの問題がわからなかったのか、学生はどのような教え方をしたのか、もっと効果的な教え方はなかったのか・・・など
教わる子供たちだけでなく、教える学生側の指導方法についても話し合いをされているそうです。


・・・・・

この発想はバンデイラにはなかった発想でした。
普段の活動の中で、「わかりやすく教えたつもりだったのに。いまいちわかっていないようなのはどうしてだろう」と考えることはよくあるのですが、
「教え方に問題はなかったのか」と、子供にとってのベストな教え方を追求していたかと言われれば、できてなかった気がします。


ほかにもいろいろなアドバイスをいただきました。
それらを参考に、私たちなりのやり方を考えていきたいです。



プラスエデリュケートのみなさん
本当にありがとうございました!とても参考になりました。


そして、来月に今度はリソースルームの事業のうち、土曜日本語教室(http://www.resource-room.aichi-edu.ac.jp/index.doyou.html)についても見学をさせていただけることになりました。

学生さんが主体となって活動をされているそうで、こちらも楽しみです★





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