2011年2月6日日曜日

2月勉強会




こんにちは★
後藤です。

昨日はバンデイラ・ジ・オウロ2月の勉強会がありました。

今回は近江八幡市鷹飼町にある人権センターで活動をしている
ワールドアミーゴクラブさん(http://http//www.shiga-volunteer.net/group/index.php?id=g0028)の見学と
そちらで実行委員をされています吉積尚子さんのお話をお聞きしました。



簡単な説明をさせていただくと

ワールドアミーゴクラブに来ている子供たちの多くは日本の公立学校に通っていて、
普段はその小学校に通い、土日に勉強をみてもらいにここにやってきます。
活動の運営は実行委員のみなさんによってされています。







9時半過ぎに着いてからは、まずは子供たちの宿題をみるお手伝いをさせていただきました。

私が担当したのは小5の男の子。

いつもペケーノでは最年長でも小3の子なので、
漢字が一気に難しくなっていて驚きました。

一番上の写真がそれですね~








そして宿題が終わったあとみんなで
中国のお菓子を食べることに。


これが・・・ものすごーくおいしかったんですよ^^



すみません、写真は改めてアップさせてもらいますね。





そして、午後からは場所を変えて
吉積さんのお話をじっくり聞かせていただきました。



これらはほんの一部ですが・・・

・ワールドアミーゴクラブではマンツーマンで勉強をみていること。
(その半分は地域の学校の先生だそうです)

・近江八幡はもともと人権に対する関心が高く、意識が高いこと。


ワールドアミーゴクラブの活動だけにとどまらず、

外国人の子供たちを支える支援制度全般のお話をしてくださいました(そのひとつは他県の外国人生徒の教育支援の取り組みのお話でした)。



そして長期的な、広い視点からわたしたちにアドバイスをくださいました。








帰りに考えたことがありました。


アミーゴの子供たちをみていると、どうしてもペケーノやサンタナの子供たちにも
もう少し机に向かって勉強してほしいなぁと思ってしまうことがたまにあります 。




でもそれはアミーゴの子供たちが高校進学などのどうしても実現したい具体的な夢があって、
それをかなえたいという強い思いがあるこそなんですよね。

だから土曜日の午前という普通ならもう少し寝ていたい、
友達と遊びたいという時間に自主的に勉強をしに来るんです。


アミーゴの子供たちは基本日本の学校に通っていて、ブラジル人学校・保育園であるサンタナ・ペケーノの子供たちとは、また子供や親さんの考えも違う・・・。



ブラジル人学校に通わせる親さんたちはゆくゆくはブラジルに帰国するつもりで、
そのときに困らないようにブラジルの言葉や文化を子供に学んでほしい
と考えている方がほとんどです。

(もちろん理由は他にもありますが)








これはまた別次元の話なんですよね。





子供たちの親さんがゆくゆくはブラジルに帰るつもりで、日本語はそこまで必要でない(主にポルトガル語を中心に学ばせたい)と思っていたとしても、

現実にはそうなる(帰国することができる)とは限らない。










今回吉積さんのお話の中にもありましたが、
そのような事態になったとき、一番困る(辛い)のは子供たちです。



そのときに少しでも困らないように(・・・といったら偉そうですけど)

子供たちにわたしたちができること、今やることは




サンタナ学園で月に1度ではあるけれど・・・
お楽しみ会という趣向を凝らした企画授業をして

楽しみながら日本のことば・文化に触れてもらうこと、かな。





ゆくゆくは日本にとどまることになる子にとっては、これはささいなことかもしれないけど
意味のあるものになる(と思ってます)し、



帰国することになる子供にとっても
せっかく日本にいるんだから、多少日本に詳しくなって帰ろうよ



というようなものになれたら

いいなと思います。




・・・ん?
結局何がいいたいかよくわからない感じになってますかね。

日本語が・・・おかしい?



とにかく、今できることを頑張ろうと思いました。









今回お話を聞かせていただいた吉積さん

本当にありがとうございました。

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